秘密のウォーク・イン・クローゼットをつくりました パート2

長崎リノベーション

 長崎市新小が倉のロードサイドにある賃貸アパートをリノベーションしました。強みは敷地内に駐車場があり、近くにスーパーやドラッグストアなどのロードサイドショップが点在するところ。長崎駅を起点に考えると、時津町や長与町、矢上方面など、他の人気郊外地と比較してだいぶアクセスがいいところも魅力の一つです(車で約13分)。

 前回(→秘密のウォーク・イン・クローゼット兼パントリーをつくりました)に引き続き、今回も秘密のウォーク・イン・クローゼットをつくりました。今回はベッドルームに秘密のウォーク・イン・クローゼットを仕込みました。ベニヤの壁で秘密のドアをつくったところも前回と同じです。壁に向かって右側部分を押すと、中に隠し部屋が出てきます! その隠し部屋がウォーク・イン・クローゼットになっているというわけです。

 ベッドルームの床には、レトロで懐かしい雰囲気のパーケットフローリングを使用しました。パーケットとは、「寄せ木張り」のこと。寄せ木細工によってつくられたパターン模様が特徴的なフローリングです。フェイクのフロアタイルではなく、本物の無垢材です。

 もう一つ、リビングルームにも特徴をつくりました。壁面にかなり大きな棚を造作し、リビングボードとしての機能を持たせました。見た目にもインパクトがあります。キッチンの背面にも棚を造作し、トースターや炊飯器などの小型家電を置くことができます。

リフォーム後

ベッドルームのベニヤ壁。
壁に向かって右側を内側に押すと、中に秘密の部屋が!
秘密の部屋の床はモルタル風のフロアタイルです。土間っぽくて格好いいです。
秘密の部屋の中から見た、秘密のドア。
秘密の部屋の正体は、ウォークインクローゼットです!
秘密のドアをアップでよく見ると、金属製のツマミ(鹿です)があります。これを横にひねるとドアが開く、というような凝ったギミックではありませんが・・・
ツマミはドアを閉めるときにつかむ取っ手の役割になっています。3つも付いているのは、壁掛けフックとして小物を下げられるように。
ベッドルーム。
ベッドルーム。無垢の床と調和して雰囲気がいいです。
造作したダイナミックな木製リビングボードが目を引くリビングルーム。
サイドの棚は本が並べられそうなサイズ。
中央の棚は大画面のテレビが設置できます。その下には、DVDプレイヤーなどが置けます。
単身~カップルを想定したシステムキッチン。冷蔵庫はキッチンの横に設置します。
元々、窓が付いていて明るくて換気の良さそうなキッチン。
キッチン背面の棚。小さな家電が並べられます。コンセントも多めに二つ付いています。
玄関もドアを含めて一新しました。
ベッドルームの床。パーケットフローリングと呼ばれる、模様が美しい無垢材。
リビングルームの照明。
浴室(ユニットバス)は新品に。
トイレも新品です。
新品の洗面台はシャワードレッサー付き。

リフォーム前

元は2DKの間取りで横に繋がる続き間でした。
元のダイニングキッチン。
元の玄関。シューズボックスがなく、 ドアを開くと訪問者からダイニングルームが丸見えです。
浴室はだいぶ老朽化していました。
洗面台がダイニングルームに露出しており、脱衣所もありませんでした。

間取りを変更しました

before
after

施工概要

間取り

2K→1LDK

施工場所

長崎市新小が倉2丁目

築年数

築45年(施工当時)

構造

軽量鉄骨造

施工内容

内装工事

工期

55日間(2世帯同時施工)

入居申込

工事完工後、12日間で成約しました。