長らく空室が続き、家賃収入の低下が懸念されていた広いテナント物件。周辺の店舗も次々と閉店する中、家賃収入を維持しながら賃貸需要を取り込むために、物件を2部屋の賃貸住宅へ変更する思い切ったフルリノベーションを実施しました。
オーナー様のお悩みとご提案
テナント物件として貸し出していたけど、なかなか埋まらない…。ただ、テナントが埋まっていた頃のような家賃収入も減らしたくない。
ABCのエリア分析で周辺店舗は閉店が続いており、テナントとして埋まる見込みが低い物件を賃貸物件に変更!また、広いテナントを2部屋に分けることで、家賃収入の下落を防ぐリノベーションを実施しました。
ポイント1:広い店舗向け物件が2部屋で家賃収入の下落を防ぐ
広いテナント物件をそのままにしていると、賃貸希望者の範囲が狭まるため、空室が続きやすくなります。しかし、今回のリノベーションでは物件を2部屋に区切り、それぞれが独立した賃貸物件として利用できるようにしました。この工夫により、収益の安定化が実現でき、家賃収入の下落をしっかりと防止しています。
ポイント2:1階テナントだからできた人気の玄関土間を設置
1階の路面に面しているという物件特性を活かし、玄関土間を新設しました。玄関土間は利便性とデザイン性の両立が評価され、現代の賃貸物件において特に人気の高い仕様です。住む人が外でのアクティビティから戻った際に、靴やアウトドア用品を気兼ねなく置けるスペースとして活用でき、居住者にとって大きな魅力となっています。
ポイント3:お風呂やキッチン、トイレなど水回り設備も新設
居住者に安心して長く住んでもらうために、お風呂やキッチン、トイレなど必要不可欠な水回り設備を新設しました。今日の賃貸ニーズは、お風呂とトイレが別々であったり、清潔なキッチンなど水回り設備の充実度が不動の人気です。価値を向上させ、空室になりにくい物件となりました。
リフォーム後の写真一覧
リフォーム前の写真一覧
施工概要
テナント → 1LDK × 2部屋
長崎市西山
1986年
鉄筋コンクリート造
内装全面改修
3ヶ月
工事完工前に入居申込をいただきました