空室対策のひとつとして、家賃を下げる方法があります。もちろん家賃を下げることで空室が改善する場合もあります。
しかし・・・家賃を下げると
- 家賃収入が減る
- 一度下げた家賃は上げづらい
- 建物の資産価値が下がる(将来の物件売却価格にも影響がでてしまう可能性がある)
- 入居後のトラブルが多い傾向がある
などのリスクが発生します。
「間違った空室対策」してないですか?
満室経営に向けたステップ
1.情報分析を行う
「空室対策」を行うためには、まず「空室の原因」が何なのかについてしっかり分析しなければいけません。
- 競合物件との差
- 問い合わせ・部屋見学の数
- 入居者の平均入居期間
2.物件に合った対策を講じる
情報分析ができたら、オーナー様の物件に合った対策を取りましょう。
様々な対策がありますが、以下のような方法があります。
- 初期費用を下げる
- ペット可、DIY可など他物件と差別化を図る
- リフォーム・リノベーションで部屋の価値を高める
1.初期費用を下げる
入居希望者の方の費用負担が減るので、引っ越しをしやすくなるメリットがあります。また浮いた費用で家具・家電を揃えることができます。
しかし、大家さんの収益が下がるデメリットがあります。
2.ペット可、DIY可など他物件と差別化を図る
募集条件を広げることができます。近隣の競合物件が取り入れていない条件を付けると、入居希望者が現れる可能性が高まります。
しかし、判断を間違えると無駄なコスト増につながることもあります。
3.リフォーム・リノベーションで部屋の価値を高める
空室を早期に埋めることができるだけでなく、家賃の値上げも期待できます。
しかし、市場調査をせずにリノベーションを行うと、施工後も入居者が決まらなかったり、想定した家賃で入居してもらえない場合があります。投資分をしっかりと回収できるかどうかを考える必要があります。
ABCのリフォームは、お部屋の収支に合わせた工事金額の設定と、家賃の設定を行っています。
仲介で得た情報を元に、入居してもらえるお部屋づくりをしています。