ABC不動産 
アパートは、経年劣化や急な設備の故障などにより、さまざまな修繕を行う必要があります。アパート経営をする場合は、どのような修繕が必要なのかを事前に知っておくと安心できます。
長崎市や長与町・時津町で賃貸経営をサポートするABC不動産がアパートの修繕にかかる費用について解説します。
アパート経営で必要な修繕と費用について
ここでは、アパート経営で必要な修繕と費用の目安について解説します。
原状回復
1つ目は、「原状回復」です。原状回復とは、アパートの賃貸契約が終了して入居者が退去した後、入居時の状態に部屋を戻すことを言います。
一般的には、入居の際に支払われた敷金から差し引かれますが、借主の責任ではない経年劣化などについては、貸主の負担になります。費用は20万円以下のケースが多いですが、場合によっては数十万円以上かかることもあります。
補修
2つ目は、「補修」です。補修とは、主に賃貸人が入居している際に設備や付属の器物、建物自体に不具合が発生した場合に修繕を行うことを言います。
比較的かんたんに修繕が完了するものもあれば、期間や費用が必要な場合など、お部屋の状態によってさまざまです。費用は数万円〜数十万円程度が相場で、場合によってはさらに増えることもあります。
予防修繕
3つ目は、「予防修繕」です。予防修繕とは、大きな修繕が必要になる前の段階で、予防的に行う修繕のことを指します。古い設備の入れ替え、シロアリ対策、リフォーム工事などが、予防修繕の1つとして挙げられます。数万円〜数十万円程度が、費用相場です。
大規模修繕
4つ目は、「大規模修繕」です。外壁や屋根の塗装、屋上・ベランダの防水処理などが挙げられます。また、古い物件に関しては耐震性能を補強する工事を行うケースもあります。費用に関しては、数百万円程度〜1千万円かかる場合が多いです。
アパート経営には修繕が必須
アパート経営では、定期的な点検と修繕は必須です。そのため、将来を見通した長期修繕計画の作成を必ず行いましょう。
修繕は建物の寿命を延ばすために重要なものですが、空室対策にも有効です。できるだけ綺麗な状況を維持すれば、入居のチャンスも増やせ、入居者も快適に過ごすことができます。
さらには、入居率の高さや家賃水準確保ができれば、安定した家賃収入を得られ、次の修繕のための資金確保にもつながります。
まとめ
今回は、アパートの修繕にかかる費用について解説しました。計画的な修繕によって修繕費の準備もしっかり行い、安定感のあるアパート経営をしましょう。
当社では、豊富な賃貸仲介実績によって、お客様の満室経営をサポートいたします。
アパート経営でお困りのことがある方は、お気軽にご相談ください。